タックです。
本日はお金を稼ぐことを無意識に遠ざけていないか?という話をお伝えします。
昔の自分がそうでした。やりがい重視の価値観で、お金を稼げる仕事にあまりいい印象をもっていませんでした。
悩みつつもお金に対して距離をとっている、という方はたくさんいるのではないでしょうか。
僕が提案したいのは、「お金を稼ぐことを自分に許可しよう」ということです。
それでは解説していきましょう。
Contents
1.無意識で自分にフィルターをかけていないか
1-1.自分の仕事は金にならないという思い込み
僕の業界の話をします。僕は空間デザインという分野でデザイナーとして働いていました。この業界は基本、デザイン重視であればあるほど薄給激務であることが通例の世界です。
僕の先輩の例ですが、有名なデザイナー事務所で月収3万で働いていた人がいました。
この業界で夢を追いかけるということは、仕事のやりがいを選び、苦しい生活を受け入れることになります。
(本当は仕事のやり方次第でいくらでも脱出する手段はあるのですが、経験の浅いときの自分はアホだったので分かりませんでした)
仕事にはやりがいを感じているけども、薄給で生活が苦しい。
20代前半の僕は、中途半端に業界の価値観を受け入れて、苦しんでいました。
1-2.フィルターがあると障害になる
そういう価値観は、人生の選択に影響を及ぼします。
「自分の業界は金にならない」みたいな思考のフィルターを持つと、いざお金が関わる選択をするときに、お金を得る側の選択が選べなくなるのです。
例えば、給料を上げたいと思って転職を考えているのに、「この仕事は給料がいいけど仕事内容にやりがいを見出せないからナシかな…」と、大して検討もせずお金を得る選択肢を無意識に切ったりしてしまうのです。
なんだそりゃ、って感じですよね。しかし、文章にしてみるとおかしな話ですが、みなさんも矛盾する決断をした経験があるのではないでしょうか。
人間がある決断をするとき、そこには矛盾したプロセスがあると僕は思っています。
そのプロセスの中で、潜在意識の価値観が決断に大きく影響してきます。お金を否定している無意識のフィルターがある場合、決断において大きな足かせになるのです。
2.お金を稼いでもいいと自分に「許可」する
「別にお金がなくても幸せだ、やりがいを追求することが自分が望んでいることなんだ」と心から思えるなら、素晴らしいですし全く問題ありません。
ですが、迷いがあると感じるなら、お金を得ることを選択したほうがいいと思います。
僕は20代前半のとき、下記の理由からお金を得ることを自分に「許可」しました。
1.健康が失われたら元も子もないから
2.自分の仕事に価値がついたほうがより楽しいから
3.金を稼ぐことでより豊かになれるから
自分への「許可」によって、当時の僕はその後転職し、給料が2.5倍になりました。価値観を変えることによって、変化が起こせた分かりやすい例だと思います。
では理由について、順番に見ていきましょう。
2-1.健康が失われたら元も子もないから
やりがいを追い求めすぎて、身体を壊してしまってはどうにもなりません。
僕は20代の時に薄給ゆえにまともな食事が食べれず、身体を壊しました。その時に、「まともな食事が食べれるぐらいの収益は絶対に欲しい」と願いました。
健康は資本です。資本を食いつぶすような仕事の仕方は改めるべきです。
2-2.自分の仕事に価値がついたほうがより楽しいから
自分が作ったものや、達成したことにお金として価値がついた方が、より仕事が楽しめると思いました。
仕事のクオリティを追い求めるのも良い価値ですが、それにお金として価値が評価されたらもっと嬉しいですよね。
そう考えれば、「仕事の質」と「お金としての価値」をどっちも尊重して考えることができます。
2-3.金を稼ぐことでより豊かになれるから
著名ブロガーのマナブさんもよく言っていますが、「お金を稼ぐことは、豊かさへと繋がる」んですよね。
日本人はボランティア信仰が強いですよね。お金稼ぎは悪、という価値観。
しかし、現実問題として、その価値観があると、資本主義社会で豊かになれません。豊かさを求めないならいいですが、僕は「ゆとりのある人生」を目指したので、真剣に稼いでます。富の総量は増えるので、みんなで稼ぎましょう— マナブ@バンコク (@manabubannai) May 27, 2019
お金があれば衣食住が充実し、精神的に安定します。さらに、お金を通して他の人と自分双方に利益があるような仕事をつくることもできます。
この記事をここまで読んでくれている方には、ぜひ一度お金に対する考えを見つめる時間をとってもらえればと思います。もし否定的な考えがあるならば、「なぜそう思うか」を考えてみましょう。気づかない潜在的な理由がみつかるかもしれません。
3.繰り返して少しずつ許可していこう
自分がお金を得てもいいとする理由が見つかっても、潜在意識の価値観は根深いので、一回や二回自分に言い聞かせたところでなかなか変わりません。
こればかりは、「自分が否定的な考えをしてるなー」と気づいたら、
「いかんいかん、俺は健康的で豊かな生活をしたいから、お金を稼いでもいいと自分に「許可」したんだ!」と繰り返し上書きしていくしかないと思っています。
4.まとめ
無意識の足かせを外し、お金を稼ぐことを自分に「許可」しよう、という話をお伝えしました。
僕は現在フリーランスですが、やはり「自力でお金を稼ぐ力をつけたい」という価値観があってこういう選択をしていますし、結果的にどんどんストレスフリーで生活が豊かになっていると感じます。
もしかしたら、読んでくださっている方の中にも、お金を稼ぐことを自分に「許可」することで一気に収入が増える方もいるかもしれません。
参考になれば幸いです、それでは!