タックです。
難関試験とされ、合格率9%と言われる一級建築士を短期間で現役合格した筆者が、
マインドマップを資格試験に応用するやり方を解説していきます。短期間で情報を頭に叩き込みたいとき、マインドマップは最強のツールなんです。
Contents
マインドマップとは?
マインドマップとは何なのか?知っている方も多いとは思います。カラフルな表のような絵のような、あの独特なアウトプットに見覚えのある人も多いハズ。
マインドマップはトニー・ブザンとバリー・ブザンという方々が考案した思考技術です。ノート術としても使えるし、アイデアを発展させる術としても使えるユニークな技術だと思います。
マインドマップの書き方
具体的な書き方を簡単に説明すると、まずノートや手帳を用意します。ノートや手帳の、白紙の1ページの中心に、考えたいテーマを記入します。次に、そこから線を放射状に適当に書きます。これは「枝」と呼ばれるもので、中心のテーマから派生するキーワードをその「枝」に書いていきます。
そして派生したキーワードからさらに派生するキーワード・感じたこと、などをどんどん「枝」を伸ばして記入していきます。それだけです。それを繰り返していくだけでマインドマップが完成します。慣れてしまえば簡単に書くことができます。
このような書き方をすることで、キーワードから発想を広げたり、メインテーマの情報を全体からまとめられるなど、一覧性に長けた情報を作れるのがマインドマップの利点です。
マインドマップは知識を体系化したい時に超便利
資格試験と実は相性がいい
さて、どちらかというとマインドマップは、考え事やアイデアをひねりだしたい時に使うツールとして一般に認知されているような気がするのですが、実は体系化したい知識を覚えるときに超便利なんです。つまりノート術としての活用ですね。読書メモとかにも有効に使えますし、資格試験なんかは、この技術をフル活用できます。
枝分かれがそのままグループになるので、体系的に記憶しやすい
中心から枝分かれして細かく書いていくと、それがそのままツリー構造になるため、上位情報と下位情報がわかりやすく、かつ一つのグループとして視覚的に理解しやすくなります。気づいたら「分かりやすい図解」ができている、という状態になります。これが本当に強力。情報をまとめるのが苦手な人には特に効果があります。自分も含めて。
膨大な知識を短期間で学ばなくてはならない時に、モレや勘違いが少なく効果的に学習できます。
自分の手でビジュアル化することで記憶に定着しやすい
マインドマップを自分の手で書くことで記憶に定着しやすくなります。枝を伸ばしてマップとして書いていく。これが重要なんです。PCでマインドマップがかけるソフトもありますが、僕はあまり推奨しません。「手を動かす刺激」と「マップのどこに何が書いてあるか」。この2つの要素によって、書いた内容を思い出せる可能性が上がると思ってます。
実際に、「マインドマップの右上の隅っこにこんなこと書いたような…」って感じで書いた場所を頼りに思い出せることがよくあります。
最強の復習ツールになる
マインドマップは基本的に文ではなく単語で構成していくため、必然的に1ページ当たりの情報量がかなり多くなります。つまり、一度作ってしまえば、一覧性が高く、情報がしっかり整理された「自分だけの最強の復習ツール」として使えるのです。
繰り返し見る中で、なかなか覚えられないところはどんどん加筆してペン入れとかで強調していけば、より効果の高いマインドマップになっていき、試験日が近づいてくる頃には参考書をパラパラめくるよりも圧倒的に効果的になります。
つまり、マインドマップの資格試験における強力性は、
ラクに体系的整理 x 効果の高い復習
この相乗効果にあると言えますね。
資格試験での具体的テクニック
もう少し具体的な学習手順を紹介していきたいと思います。今回は資格試験対策として書いていきますが、私は何かを効果的に勉強したいと思ったらこんなスキームで勉強しています。
1.学びたい分野の教科書と問題集を一式用意
まずは資格試験対策の教科書と問題集を一式用意します。それぞれ一冊でいいです。一冊を極めましょう。二冊以上買っても、指導方針が違くて混乱する可能性があるし、何より意識が分散して無駄です。
しかし、だからこそ何を使うかは吟味しましょう。ネットでの口コミで判断してもいいですし、書店でざっと何冊か試し読みして、自分に合うかどうかを確認します。
2.一周目:普通にやる
まず参考書と問題集をマインドマップ抜きで一通りこなしましょう。一周目は試験範囲の全体像を理解することに重きを置きます。いきなりマインドマップでまとめ始めると負荷が大きすぎて破綻します。参考書は蛍光ペンで重要な部分をマーキングなどして重要な部分を理解するにとどめておきます。問題集は実践に重きをおきながら解いていきます。一周目は問題集もチンプンカンプンな点が多いので、ある程度わからない部分はそのまますっ飛ばしてしまいます。しかし問題を解いて→解説を読む、というプロセスは抜かさないようにします。
3.二周目:マインドマップを作ってガンガンまとめていく
一周目を解くと、試験範囲の大枠のアウトラインがつかめると思います。そしたら、マインドマップづくりをしながら二周目をしていきましょう。参考書の章ごと、あるいは見出しごとに1ページを使って、マインドマップでまとめていきます。試験内容ごとに分量が違うとは思うので、適宜分量は判断してページ分けします。
章単位の情報を1ページにまとめるので、かなりの密度情報になると思います。二週目とはいえ、労力がかかるのでご注意。参考書20-30ページの内容をA41ページにまとめて3-4時間かかる、ぐらいのイメージでしょうか。
手間はかかりますが、効果は絶大。後でラクになるので、ここで作りきってしまいましょう。
なお、全範囲マインドマップを作るのは、理想ではありますがかなり大変です。章ごとにABCで優先度をつけて、Cの範囲は対象外とする、という発想がベター。
内容が難しいのに点数配分が低い、年によって出ない可能性が高いなどの範囲は優先度Cとして勉強時間の配分を低くするのが良いでしょう。
4.繰り返し復習
マインドマップを作ったら、すでにだいぶ体系化が進んでいるはず。後は作ったマインドマップを繰り返し見て復習します。
簡単に章ごとの範囲を網羅できるので、短時間でガンガン学習が進みます。マインドマップに足りない情報があれば枝を足して書いておけばいい。どんどんモレがない最強マップが出来上がっていく。
5.本番形式での点数を上げる
あとは、問題集を繰り返し解いたり、本番と同じ時間配分で模試をひたすら解いて点数の精度を上げていきます。大体模試10回分ぐらいやれば点数が合格点以上に安定してくる印象があります。模試で自分の不備があれば、もちろんマインドマップに反映しておきましょう。
ここまでやれば、資格試験合格の確率はかなり高められると思います。
まとめ
マインドマップを資格試験に応用する手法について説明しました。
一覧性の良さ、体系化のしやすさ、復習のしやすさ。書き方が少し独特で最初はとっつきにくさを感じますが、慣れてしまえば効果絶大な技術です。
何かを学ぶ上で、参考になれば嬉しいです!