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バターコーヒーとは?効果や飲んだ感想【午前中の集中力が段違い】

タックです。

本日はバターコーヒーについて解説していきます。

「コーヒーにバター?それってどういう意味あるの?」

って疑問に感じると思いますが、個人的には、「普通のコーヒーよりも集中力を段違いに上げるコーヒー」だと感じてます。

飲み方としては「朝に、糖質を抜いて飲む」のがもっとも効果的ですよ。

それでは解説していきましょう。

1.バターコーヒーとは

バターコーヒーとは、IT起業家のデイブ・アスプリーが考案したコーヒーで、「頭が冴えて身体にもいい完全無欠のコーヒー」として提案されています。

ルーツは、チベットのバター茶。お茶にバターと塩を加えたもので、現地の人は何杯も飲む飲み物とのこと。

デイブ・アスプリーが肥満と体調不良に悩んだ時期に、チベットでこのバター茶を飲み、生き返ったような効果を感じたのが、バターコーヒーのルーツとなりました。

バターコーヒーの作り方

1.コーヒーを入れる(なるべくカビに汚染されていない豆を選ぶ)
2.グラスフェッドバターとMCTオイルを加える
3.泡立て機等でよくかき混ぜる

グラスフェッドバターは、牧草飼育で育てられた牛のバターであり、穀物で育てられた牛のバターよりもオメガ3脂肪酸や共役リノール酸が豊富に含まれています。

またMCTオイルはココナッツオイルから中鎖脂肪酸という脂質を抽出したオイルです。

どれも身体によいとして注目されている脂質です。

2.バターコーヒーの効果

脂肪がケトーシス状態をつくる

ケトーシス状態とは、身体が糖のかわりに脂肪を燃やしてエネルギーにする状態です。糖質の代わりにバターコーヒーを飲むことによって、ケトーシス状態を生み出しやすくします。

ケトーシス状態のときは血糖値が安定します。炭水化物を摂りすぎたときにおこる血糖値の乱高下を防げるため、頭が冴えた状態を持続できるようになります。

バターコーヒーに含まれるMCTオイルは代謝が早く、炭水化物をあまり制限せずともケトーシス状態を作りやすくする効果が期待できます。

ポリフェノールの効果を高める

コーヒーには多くのポリフェノールが含まれています。ポリフェノールには

・抗炎症性
・脳の神経発生を促す
・腸内環境を整える

などの効果があり、健康への良い影響が期待できますが、脂肪と一緒に摂取することによって人体に吸収されやすくなります。

バターコーヒーはポリフェノールの吸収を促進するわけですね。

3:バターコーヒーを飲み続けての感想

最近1か月ほど朝食をバターコーヒーのみ、またはバターコーヒー+野菜にしているのですが、午前中の頭の冴えがすごいですね。

僕の場合、コーヒーのみだとそこまで覚醒効果を感じにくいのですが、バターコーヒーだと違った印象を受けます。よりクリアになる感覚。

グラスフェッドギー(※バターの濃縮版)大さじ1弱、MCTオイル大さじ1弱ぐらいを入れています。考案者の推奨量はそれぞれ大さじ2ですが、僕はこの量でも空腹を感じずに集中できています。

バターコーヒーは糖質への欲求を抑えてくれるよい飲み物だと感じています。

飲みすぎや夕方以降は控えよう

グラスフェッドバターは通常のバターよりも健康に良い脂質だと思いますが、バター自体の健康に関するエビデンスははっきりと有効なものがありません。

摂りすぎには注意しながら飲むのが良いと思います。

また、単純にコーヒーのカフェインは長時間作用するので、夕方以降に飲むと睡眠を阻害する可能性があります。睡眠の質が落ちると結局は集中力も落ちて本末転倒なので控えたほうがよいですね。

4:おすすめのバターやMCTオイル

バターコーヒーを作る上で僕が使っている商品を紹介したいと思います。

4-1.グラスフェッドギー


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バターコーヒー考案者のデイブはグラスフェッドバターを推奨していますが、まずお試しではじめるならこれ。グラスフェッドギー。

ギーとは、バターから水分やたんぱく質を除いたもので、いわばさらに純度の高いバターです。

グラスフェッドバターより安価ですのでお試しには最適ですよ。(1kgとかで買うとグラスフェッドバターの方が安いです)

ただし、バターよりも独特の風味ですので、もし合わなければ改めてグラスフェッドバターを試してみるとよいでしょう。肉料理や炒め物にもバターと同じように使えます。

4-2.MCTオイル

MCTオイルは酸化しにくいので、海外産でも問題ないと判断しJarrow fomulus社のMCTオイルをセレクト。

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Jarrow fomulus社のMCTオイルは、ラウリン酸が最小限に抑えられています。

MCTオイルはカプリル酸・カプリン酸・ラウリン酸の3種から形成されていますが、ラウリン酸はエネルギー効率が悪く、お腹を下しやすい性質を持っています。

MCTオイルは「お腹をゆるくする」と言われていますが、それはラウリン酸のせいですね。このMCTオイルはラウリン酸を抑えているため、僕はこれを使ってお腹がゆるくなったことはありません。

物によってはラウリン酸が多く含まれているので注意です。

Jarrow社は少し価格帯が高めですが、その分品質は間違いなしです。個人的オススメ。無味無臭で非常に使いやすいオイルですよ。

4-3.泡立て機


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コーヒーにバターとMCTオイルを入れたら泡立て機で泡立てることをオススメします。断然飲みやすくなりますし、考案者のデイブ曰く、「エビデンスはまだないが、かき混ぜた方が効果が高まる」とのこと。

僕はカリタの泡立て機を使ってますが、新品がなくなってますね…今買うならハリオの泡立て機をオススメします。

5.まとめ

バターコーヒーの効果や、飲み方についてお伝えしました。

低糖質食と組み合わせると最強の効果を発揮するコーヒーですね。バターコーヒー生活に慣れると、糖質を食べた時と食べない時の集中力の違いに驚くと思います。

しかし、糖質を少なくするのはふつう抵抗があると思いますし、いきなり減らすと身体がついていかずに逆に不調になる可能性が高いです。

興味を持たれている方はまず米を少しだけ減らすとか、小さく試してみるのが吉ですね。

参考になれば幸いです、それでは!

参考文献
「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」デイブ・アスプリー
「HEAD STRONG」デイブ・アスプリー