学習することの分かりやすい代表格が「資格試験」。
難易度や種類、色々ありますよね。
・どんな資格を勉強すれば効果があるだろう…?
・自分の仕事に関連する資格、持つべきかな…?
・なんか色々な資格あるけど取ることに意味ある…?
という悩みや疑問に対して、難関国家試験持ちの筆者が解説していきます。
資格試験を受けるにあたって重要なことは一つだけ。
「仕事の分野、あるいは興味のある分野で難関資格に挑戦しよう!」ということです。
具体的に理由を説明していきましょう。
Contents
1.難関資格に挑戦すべき理由
1-1.いきなり信頼される
これは難易度が高い資格ほどそうですが、初対面の人に無条件で信頼されます。自分でつけた肩書と資格名で示された肩書、どちらを無条件で信用するかと言ったら資格ですよね。
最初から信頼のボーナス値が入っているおかげで、円滑に仕事の話を進めることができます。「ゼロの肩書から自分を信頼してもらう手間」というのは、それなりのコストがかかりますので、この効果は価値が高いです。
取得するための労力値がそのまま参入障壁の高さとなり、その壁を乗り越えた人にはそれに見合った信頼のボーナス値が得られます。難関資格以外を取っても障壁が低いので、自身の差別化になりません。
1-2.(士業)独立の選択肢が開かれる
司法書士、税理士、弁護士、建築士…士業においては、法律的に独立できる扉が開きます。この為に資格を取ることも非常に有意義ですよね。
もともと業界にいる方がこの資格を取ることはもちろん、専門外の方が努力をしてメリットが大きいのも士業、国家資格系でしょう。
1-3.実務の理解がガンガン進む
私の場合、資格試験で学んだ知識が実務にものすごく役に立ちました。特に法律面での知識は、知ってると知ってないとでは大きな違いが生じます。
「実務だけできりゃあいい、資格なんかの座学なんか役に立たねーよ!」という意見があるのはもちろん承知してますが、難関国家資格レベルだと普通に役に立ちます。
知識の大枠を理解しているというのは実務を覚えていくにも都合がいいんです。骨格がすでにできていて、そこに肉付けしていく感じで理解がガンガン進みます。
1-4.級がつくなら一級じゃないと意味がない
二級の資格って、対外的に見た時には意味がほとんどありません。
一級建築士と二級建築士、どっちに家を設計してもらいたいかと考えたら一級建築士ですよね。
二級から一級、というステップアップを考えるのもひとつの手段ですが、貴重な時間を使う以上、一気に一級を狙ったほうが効果的です。
1-5.資格マニアなとり方は効果が低い
名刺に凄まじい数の資格が書いてある方ってたまにいますよね。軸がしっかりした関連性の強い資格ならいいですが、そんなに関連性のある資格ってないし、たいていはその人の軸がぶれて見えるのではないでしょうか。
効果が低いどころか、信頼感を損なうので、避けた方が無難です。
趣味としてもっと知識を深めたい!ならOK
例外として、自分の個性や趣味を伸ばすために、もっと知識を深めたい!という熱意をもって取る資格はポジティブでOKだと思っています。
ワインコーディネーターとか、温泉ソムリエとか。
資格を通して知識を深めることでさらに趣味が楽しくなるでしょうし、肩書として個性が出て話のネタになりますよね。
骨太な難関資格+何か一つの趣味資格、ぐらいの自分ブランディングが信頼と面白さのバランスがちょうどいい気がします。
2.まとめ
難関資格に挑戦すべき理由についてお伝えしました。
難関資格は文字通り取るのが難しいですが、ハンパな資格を取るよりはるかに大きな意味とメリットがあります。
貴重な労力と時間。それらをせっかく注ぐのならば、見返りの大きいことに使うことが自分への良い投資になると思いますよ。
参考になれば幸いです。それでは!