ストレスフリーな考え方

やりたいことは行動しないと見つからない【小さい行動を積み重ねよう】

・やりたいことをやればいい、って皆いうけど、やりたいことってなかなか見つからなくない?

・興味のある分野があっても、情報を集めるとなんかめんどくそうって思っちゃう。

 

こんな悩みにお答えします。

僕は学生時代や20代前半のとき、なにかに興味があってもまったく行動に移さなくて、気づいたら忘れてしまう…みたいなことを繰り返してる人間でした。

それってすごい機会損失なんですよね。興味があることには自分にとっての宝が眠ってる可能性があるわけですから。

 

 

今では、何かに興味が湧いたらとりあえず小さく行動することを最低限のルールにしています。どんなに小さくても始めることで、次の小さな行動につながる確率が上がるためです。

「小さく試す」ことの繰り返しが、「手ごたえのある成果」をつくり、「やりたいこと」を見つけるカギになります。

では、なぜやりたいことを見つけるために「小さく実践する」ことが重要なのか、その理由について解説していきましょう。

1.やりたいことは行動しないと見つからない理由

1-1.正解がない分野は、試さないと前が見えない

正解がない分野では、試さないと次の手がわかりません。

受験勉強や学校のテストなどあらかじめ正解が決まっている分野、目標やメリットが明確に決まっている分野は、あれこれ試すよりも、最初に戦略的に行動計画を練ったほうが成功率を高められます。

 

しかし、それは他人から掲示された目標です。「やりたいこと」の定義とは、自発的に行動したいことであるはず。

 

そして、自発的に行動したいことを見つけるためには、自分で考えることでしか見つけられません。自分で正解を模索していくしかないわけです。

それは、たいまつを持って暗がりの洞窟を進むようなものです。先に進まなければ、その奥に何があるのかわからない。

自発的な目標を見つけるためには、まず一歩を踏み出す必要があるのです。

1-2.実践している自分が好きかどうかわからない

「行動している自分を好きだと思えるか」が分からないと、やりたいことが判断できません。

予想したことと実践したことにはどうしてもギャップが生じます。5感のフィードバックを通して、色々な情報を受け取るわけですから。

受け取った情報から、「この体験をしてる自分は好きだな」と判断できると、より身体感覚としてリアルに興味が湧いてきますし、5感で感じた情報から新たな課題や視点を見つけることができます。

逆に、予想と実践のギャップが好ましくない場合は、やめることもできます。

 

試してみないと、実践している自分が好きかどうか評価できません。

1-3.行動しないと脳がやる気にならない

脳は行動しないとやる気がでない仕組みになっています。

行動することで脳の報酬系が機能しはじめ、やる気を促します。

行動しない状態で頭だけで考えていても、最初の一歩の足取りがどんどん重くなっていってしまいます。そして、気づいたら行動しないまま興味が薄れてしまう…もったいないですよね。

動いてしまったほうが、やる気も出て、記憶も定着しやすくなり、自分のやりたいことになる確率が高まります。

2.興味のあることを小さくはじめよう

何かを実践するときには、小さくはじめることが大事です。

人間は行動しないとやる気が出ない以上、最初の一歩をいかにストレスなく、低リスク低コストでやるかが重要になります。

・ゴルフだったら、知り合いにクラブを借りて素振りしてみる

・ブログだったら、 まず一記事書いてみる

ちなみに、デザインの分野では小さく成果物を作ることを「プロトタイピング」といいます。プロトタイピングをたくさん行なって、やる気を高めていきましょう。

小さな目標でステップアップしよう

行動していくと、少しずつ先に何があるか見えてきます。

ちょっと先に目標を設定して、細かくステップアップしていくと、挫折せずに進むことができますよ。

・ゴルフだったら、
素振りする→球に当てる→球を100ヤード飛ばす…

・ブログだったら、
一記事書く→見出しをつくる→画像を挿入する…

細かくしたほうが、ゲーム性が高まって脳の報酬系が機能しやすくなります。

まとめ

やりたいことを見つけるためには、「小さく行動して良いフィードバックを積み重ねよう」ということをお伝えしました。

最初に大枠の仕組みを理解するのは大切なことですが、ある時点で、まず試してみよう!と行動することが大事なんですよね。あとは実践と工夫を繰り返しながら、好きなことなのか、やりたいことなのかを判断していけばいい。

ブログを書くこともまさにそうですね。ブログの書き方に正解はないし、最初から収益化を狙ってノウハウを大量に収集してしまうと頭でっかちになって行動するのが面倒になってしまう。

とりあえず書かなければ、ブログが楽しいのかどうかわかりません。

書きながら考えていけば、「意外と楽しいかも」というポジティブな感情とともに、楽しく成長でき、「これをやりたい、続けたいなぁ」という気持ちが湧きやすくなるでしょう。

タック
タック
僕自身も、ブログを楽しみながら試行錯誤してる途中です。

小さく試しながら、人生において楽しいこと、やりたいことを増やしていきましょう!