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遅刻癖が治らない人への処方箋【遅刻魔だった僕が意識した8のコツ】

タックです。

本日は「遅刻癖がある人」に向けて、遅刻しないコツをお伝えしようと思います。

おそらく、遅刻しない人にとってはごくごく当たり前の習慣だと思いますが、遅刻する人は当たり前の習慣ができていないんですよね。僕自身がそうだったので。

タック
タック
新卒の時、月2.3回は仕事に遅刻してました。プライベートの待ち合わせでも5分遅刻がデフォルト。ヒドイっすね。

そんなポンコツでしたが、今では遅刻することはなくなりました。

ちなみに、ADHDの人は、物事の優先順位がバラバラになって遅刻する人が多いらしいです。僕もその傾向がありますが、そんな方でも、仕組みを確立していけば、遅刻癖はなくすことができると思っています。

コツをまとめると、

・遅刻に対する価値観を変える

・自分の行動時間を把握する

・セーフティネットをつくる

の3点にまとめられると思います。

では具体的にお伝えしていきましょう。

1.遅刻魔だった僕が意識した8のコツ

遅刻に対する価値観を変える

1.「遅刻は悪である」と自分に認識させる

ここが一番重要なコツです。遅刻をする人は、そもそも「遅刻を悪いことだと認識していない」可能性が高いです。

仮に自分の尊敬する人と会えることになって、待ち合わせしている場面を想像してみましょう。憧れの異性とデートする、という状況でもいいでしょう。

そんな状況だったら、まず遅刻しようと思いませんよね?遅刻したらそれだけで最初の印象が悪くなる。遅刻することによって生じる損失が明確で大きいから、避けようと考える。

この感覚を、慣れ親しんだ人との約束や職場への通勤に当てはめて考えた時、損失の感覚はどうなってますか?あいまいになっていませんか?

遅刻によって損をしている、という感覚が足りないと、なかなか改善できません。

ですから、普段の日常生活でも、遅刻するとどんなデメリットがあるか、自分で書き出してみることをオススメします。

・相手の時間を奪っている

・相手からの信用が減る

・長期的に見れば、収入や人間関係、生産性に甚大な被害が出る

などなど。自分が「これは本当に改善しなきゃヤバい」と思えるような、心に刺さる定義を見つけましょう。

そして、遅刻にメリットは一切ありません。

自分の行動時間を把握する

2.出かける準備の最短時間を確立する

自分が出かける準備をするのに最短で何分必要なのか?を確立しましょう。

確立することで、出かける時間がブレることを防げます。最短ルーティンを決めてしまいましょう。

代替案を用意しておくのもオススメです。歯磨きする時間がなかったら、出社してからトイレで済まそう、と考えるなど。

3.移動時間を確定する

家から目的地までの移動時間を事前に調べて確定しましょう。

人との待ち合わせでこれを怠ると、5分遅刻する可能性が跳ね上がります。遅刻する人は、基本的に移動時間の見積りが甘いです。

公共機関は乗り換え案内アプリでしっかり検索する。徒歩の時間はgoogle地図で把握する。少しでもあいまいな部分を減らすだけで、劇的に遅刻を減らせます。

4.寝る前に起きる時間を”厳密に”決めておく

早朝の約束時間に遅刻をする大きな原因の一つとして「起きれないこと」が挙げられると思います。

少しでも決まった時間に起きれるように、僕が意識したことは、寝る前に起きる時間を”厳密に”決めることです。移動時間+準備時間を確定させれば、外出時間と起きる時間も正確に見積もれます。

起きる時間を厳密に決めることで、その時間には”絶対に起きなきゃいけない”という意識を持つことができます。

ここをあいまいにすると、「まだ寝ても大丈夫だろ」なんて油断が出て、二度寝の危機を生みます。笑

5.睡眠時間を確保する

自分に必要な睡眠時間を確保しましょう。朝が早い予定なら早く寝るべき。僕の場合は最低6時間寝ないと頭が働かないし起きれません。

どうしても睡眠時間が足りなくなる場合は仕方ないですが、慢性的に睡眠時間が短い状況は避けるようにコントロールすべきでしょう。

タック
タック
僕は新卒のとき、毎日終電のような生活でしたが、今思えば自分でもっとメリハリをつけるべきだったと反省しています。毎日終電なのに遅刻をなくす、というのは正直ムリゲーですね。

睡眠時間をちゃんと取っていれば、遅刻を減らせたはずですし、新卒とは言え働き方を工夫することはできたはずです。

同じような境遇で遅刻をしてしまう方は、まず勤務時間を短くできないか考慮してみましょう。

6.睡眠は1時間30分区切りにする

睡眠には種類があり、起きやすい睡眠状態があります。

起きやすい状態であるレム睡眠は1時間30分間隔で現れるといわれています。ですので、睡眠時間を見積もるときは1時間30分単位で考えるのがオススメです。

1時間30分や3時間など、どうしても短時間しか寝れないときに、特に効果的だと感じてます。

セーフティネットをつくる

7.目的地に30分前に着くようにする

お伝えしたコツを意識しても、どうしても5-10分のズレがあったり、不測の事態で遅れてしまうことはありえます。その場合の保険として、僕はだいたい待ち合わせの時間の30分前に目的地に着くようにしています。

30分の猶予を作ればまず遅刻しません。

そしてこの30分は、自分にとって有意義なことに使うようにすると定着しやすいです。

・本を読む

・考え事をまとめる

・打合せの内容を再チェックする

30分あればできることはたくさんありますし、こういうスキマ時間の方が集中できたりしますよね。この30分をポジティブに捉えられるようになると、長続きするはずです。

8.そもそも苦手な時間帯の約束をしない

自分でスケジューリングできる案件なら、時間を調整して遅刻する可能性を下げましょう。例えば「打合せは11:00以降しか設定しない」というルールを決めてしまう。

フリーランスの方なら融通が利きますが、会社員の方でもコントロールできる範囲は広いと思います。

2.まとめ

遅刻しないためのコツについてお伝えしました。

今思えば当たり前の習慣ですが、当時の僕はここに書いた全てのことができていませんでした。

遅刻癖は改善できます。遅刻しなくなってからは、遅刻している人を見ると「もったいないなぁ」と感じてしまいます。やっぱり印象が悪くなる。

改善したいと思っている方へ、少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです。