タックです。
本日は「遅刻癖がある人」に向けて、遅刻しないコツをお伝えしようと思います。
おそらく、遅刻しない人にとってはごくごく当たり前の習慣だと思いますが、遅刻する人は当たり前の習慣ができていないんですよね。僕自身がそうだったので。
そんなポンコツでしたが、今では遅刻することはなくなりました。
ちなみに、ADHDの人は、物事の優先順位がバラバラになって遅刻する人が多いらしいです。僕もその傾向がありますが、そんな方でも、仕組みを確立していけば、遅刻癖はなくすことができると思っています。
コツをまとめると、
・遅刻に対する価値観を変える
・自分の行動時間を把握する
・セーフティネットをつくる
の3点にまとめられると思います。
では具体的にお伝えしていきましょう。
Contents
1.遅刻魔だった僕が意識した8のコツ
遅刻に対する価値観を変える
1.「遅刻は悪である」と自分に認識させる
ここが一番重要なコツです。遅刻をする人は、そもそも「遅刻を悪いことだと認識していない」可能性が高いです。
仮に自分の尊敬する人と会えることになって、待ち合わせしている場面を想像してみましょう。憧れの異性とデートする、という状況でもいいでしょう。
そんな状況だったら、まず遅刻しようと思いませんよね?遅刻したらそれだけで最初の印象が悪くなる。遅刻することによって生じる損失が明確で大きいから、避けようと考える。
この感覚を、慣れ親しんだ人との約束や職場への通勤に当てはめて考えた時、損失の感覚はどうなってますか?あいまいになっていませんか?
遅刻によって損をしている、という感覚が足りないと、なかなか改善できません。
ですから、普段の日常生活でも、遅刻するとどんなデメリットがあるか、自分で書き出してみることをオススメします。
・相手の時間を奪っている
・相手からの信用が減る
・長期的に見れば、収入や人間関係、生産性に甚大な被害が出る
などなど。自分が「これは本当に改善しなきゃヤバい」と思えるような、心に刺さる定義を見つけましょう。
そして、遅刻にメリットは一切ありません。
自分の行動時間を把握する
2.出かける準備の最短時間を確立する
自分が出かける準備をするのに最短で何分必要なのか?を確立しましょう。
確立することで、出かける時間がブレることを防げます。最短ルーティンを決めてしまいましょう。
代替案を用意しておくのもオススメです。歯磨きする時間がなかったら、出社してからトイレで済まそう、と考えるなど。
3.移動時間を確定する
家から目的地までの移動時間を事前に調べて確定しましょう。
人との待ち合わせでこれを怠ると、5分遅刻する可能性が跳ね上がります。遅刻する人は、基本的に移動時間の見積りが甘いです。
公共機関は乗り換え案内アプリでしっかり検索する。徒歩の時間はgoogle地図で把握する。少しでもあいまいな部分を減らすだけで、劇的に遅刻を減らせます。
4.寝る前に起きる時間を”厳密に”決めておく
早朝の約束時間に遅刻をする大きな原因の一つとして「起きれないこと」が挙げられると思います。
少しでも決まった時間に起きれるように、僕が意識したことは、寝る前に起きる時間を”厳密に”決めることです。移動時間+準備時間を確定させれば、外出時間と起きる時間も正確に見積もれます。
起きる時間を厳密に決めることで、その時間には”絶対に起きなきゃいけない”という意識を持つことができます。
ここをあいまいにすると、「まだ寝ても大丈夫だろ」なんて油断が出て、二度寝の危機を生みます。笑
5.睡眠時間を確保する
自分に必要な睡眠時間を確保しましょう。朝が早い予定なら早く寝るべき。僕の場合は最低6時間寝ないと頭が働かないし起きれません。
どうしても睡眠時間が足りなくなる場合は仕方ないですが、慢性的に睡眠時間が短い状況は避けるようにコントロールすべきでしょう。
睡眠時間をちゃんと取っていれば、遅刻を減らせたはずですし、新卒とは言え働き方を工夫することはできたはずです。
同じような境遇で遅刻をしてしまう方は、まず勤務時間を短くできないか考慮してみましょう。
6.睡眠は1時間30分区切りにする
睡眠には種類があり、起きやすい睡眠状態があります。
起きやすい状態であるレム睡眠は1時間30分間隔で現れるといわれています。ですので、睡眠時間を見積もるときは1時間30分単位で考えるのがオススメです。
1時間30分や3時間など、どうしても短時間しか寝れないときに、特に効果的だと感じてます。
セーフティネットをつくる
7.目的地に30分前に着くようにする
お伝えしたコツを意識しても、どうしても5-10分のズレがあったり、不測の事態で遅れてしまうことはありえます。その場合の保険として、僕はだいたい待ち合わせの時間の30分前に目的地に着くようにしています。
30分の猶予を作ればまず遅刻しません。
そしてこの30分は、自分にとって有意義なことに使うようにすると定着しやすいです。
・本を読む
・考え事をまとめる
・打合せの内容を再チェックする
30分あればできることはたくさんありますし、こういうスキマ時間の方が集中できたりしますよね。この30分をポジティブに捉えられるようになると、長続きするはずです。
8.そもそも苦手な時間帯の約束をしない
自分でスケジューリングできる案件なら、時間を調整して遅刻する可能性を下げましょう。例えば「打合せは11:00以降しか設定しない」というルールを決めてしまう。
フリーランスの方なら融通が利きますが、会社員の方でもコントロールできる範囲は広いと思います。
2.まとめ
遅刻しないためのコツについてお伝えしました。
今思えば当たり前の習慣ですが、当時の僕はここに書いた全てのことができていませんでした。
遅刻癖は改善できます。遅刻しなくなってからは、遅刻している人を見ると「もったいないなぁ」と感じてしまいます。やっぱり印象が悪くなる。
改善したいと思っている方へ、少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです。